極安ごくやす)” の例文
博多の店に二三軒中等物の約束があり、又田舎からも極安ごくやすものを二百でも三百でも出来るだけドッサリ頼んで参ります。
押絵の奇蹟 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
何れもみな一兩目りやうめづつ調合てうがふなし極細末ごくさいまつにしてもらひたいと出すは身姿みなりも能き事ゆゑ定めし高金の品のみならんと思うて開き讀下よみくだせば然に非ずして極安ごくやすき物のみなればあきれながら委細ゐさい承知しようち
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)