“極上”の読み方と例文
読み方割合
ごくじょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と照彦様は数日わかれていたなつかしさが手つだって、極上ごくじょうのごきげんだった。正三君の名刺には○○中学校生徒としてあった。
苦心の学友 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
首尾は極上ごくじょうだった。自室の方はすっかり妾の手で準備が整った。そこで妾は決心をして、真一を呼びにいった。彼は呼ぶとすぐ部屋から現れた。
三人の双生児 (新字新仮名) / 海野十三(著)
欧羅巴全体が敵も味方も咽喉のどを鳴らして待っている極上ごくじょう飛切とびきりの紅茶バッカリと、かねずくを通り越したお客バッカリ満載しているんだからね。紀州の蜜柑船みかんぶねどころの騒ぎじゃない。
焦点を合せる (新字新仮名) / 夢野久作(著)