“楮銭”の読み方と例文
読み方割合
ちょせん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三人は打ち連れて興娘の位牌を置いてある室へ往って、その前で楮銭ちょせんを焚いたが、三人の眼には新しい涙が湧いていた。
金鳳釵記 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
あそほうけるのも一快でしょうが、そのうえまた、彼女らの世界に楮銭ちょせんの価値を教えてやって流行らせます。
を請うて、わが国初めての、楮銭ちょせん、すなわち紙幣の発兌はつだを断行したのも、いわれないことではなかった。