業繋ごふけ)” の例文
佛體ならぬ重盛、まして唯ならぬ身の業繋ごふけなれば、藥石如何でか治するを得べき。唯〻父禪門の御身こそ痛ましけれ。
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
いづれ業繋ごふけの身の、心と違ふ事のみぞ多かる世に、夢中むちゆうに夢をかこちて我れ何にかせん。
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)