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楢夫
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ならを
ふりがな文庫
“
楢夫
(
ならを
)” の例文
踊ったぞ、踊ったぞ。町のまっ赤な門火の中で、刀をぎらぎらやらかしたんだ。
楢夫
(
ならを
)
さんと一緒になった時などは、刀がほんたうにカチカチぶっつかった位だ。
種山ヶ原
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
「うん。」
楢夫
(
ならを
)
が答へました。楢夫はもうすっかり
機嫌
(
きげん
)
を直してピョンピョン跳んだりしてゐました。
ひかりの素足
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
「みんなひどく傷を受けてゐる。それはおまへたちが自分で自分を傷つけたのだぞ。けれどもそれも何でもない、」その人は大きなまっ白な手で
楢夫
(
ならを
)
の頭をなでました。
ひかりの素足
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
「ほう、すっかり夜ぁ明げだ。」一郎はひとりごとを
云
(
い
)
ひながら弟の
楢夫
(
ならを
)
の方に向き直りました。楢夫の顔はりんごのやうに赤く口をすこしあいてまだすやすや
睡
(
ねむ
)
って居ました。
ひかりの素足
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
楢夫
(
ならを
)
さんが空に向って叫んだのでした。
種山ヶ原
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
▼ もっと見る
達二と
楢夫
(
ならを
)
さんと、たった二人でした。
種山ヶ原
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
楢
漢検準1級
部首:⽊
13画
夫
常用漢字
小4
部首:⼤
4画
“楢”で始まる語句
楢
楢林
楢井
楢岡
楢茸
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楢渡
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