楚原しもとはら)” の例文
昔語りの嬢子は、男を避けて、山の楚原しもとはらへ入り込んだ。そうして、飛ぶ鳥になった。この身は、何とも知れぬ人のおもかげにあくがれ出て、鳥にもならずに、ここにこうして居る。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)