“梅干婆”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うめぼしばあ50.0%
うめぼしばゝ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人間ならとしをした梅干婆うめぼしばあさんが十五、六の小娘こむすめ嬌態しなを作って甘っ垂れるようなもんだから、小滛こいやらしくてり倒してやりたい処だが、猫だからそれほど妙にも見えないで
二葉亭余談 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
炭売すみうりのおのが妻こそ黒からめと。吟ぜし秀句ならなくに。黒き小袖に鉢巻や。其の助六がせりふに云う。遠くは八王寺の炭焼。売炭ばいたん歯欠爺はっかけじゝい。近くは山谷さんや梅干婆うめぼしばゝに至る迄。いぬる天保の頃までは。
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)