根白ねじろ)” の例文
河上かはかみ根白ねじろ高萱たかがやあやにあやにさ寝さ寝てこそことにしか」(三四九七)というのがあって参考になる。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
川岸の根白ねじろ高萱たかがやかげもよし釣しがてらやここに涼まん
礼厳法師歌集 (新字旧仮名) / 与謝野礼厳(著)
「いざせ小床をどこに」「七重ななへるころもにませる児らが肌はも」「根白ねじろの白ただむき」「沫雪あわゆきのわかやる胸を」「真玉手またまで、玉手さしまき、ももながに、いをしなせ」「たたなづく柔膚にぎはだすらを」
接吻 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)