“柿衣”の読み方と例文
読み方割合
かきのころも100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ややしばらくありて有のままに日来の宿欝を述すといへども、聖人又をどろけるいろなし。たちどころに弓箭きゅうせんをきり、刀杖をすて、頭巾をとり、柿衣かきのころもをあらためて、念仏に帰しつつ、素懐をとげき。
加波山 (新字新仮名) / 服部之総(著)