柄傘カラカサ)” の例文
近世芸術は、殆ど柄傘カラカサの下から発達したと言うてもよい位、音曲・演劇・舞踊に大事の役目をして居る。売女にかざしかけた物も、僣上して貴人や、支那の風俗をまねたものではあるまい。
国文学の発生(第二稿) (新字旧仮名) / 折口信夫(著)