枯茨かれいばら)” の例文
すると素戔嗚はその後姿が、高い枯草に隠れるや否や、腰に下げた袋の中から、手早く火打鎌と石とを出して、岩の下の枯茨かれいばらへ火を放つた。
老いたる素戔嗚尊 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)