果々はて/\)” の例文
我れながら分らぬ思ひに責めらるる果々はて/\、靜かに顧みれば勿躰なや耻かしき思ひの何處どこやらに潜みて、夫故の苦とさとりたる今、此身を八裂にして木の空にもかけたきは
暗夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)