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東涯
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とうがい
ふりがな文庫
“
東涯
(
とうがい
)” の例文
良人の親友であり、また浅野家の
藩医
(
はんい
)
でもある
寺井玄渓
(
てらいげんけい
)
が、
父子
(
おやこ
)
して来るかと思えば、めったに見えたこともない
伊藤仁斎
(
いとうじんさい
)
の子息
東涯
(
とうがい
)
が来て、見舞ってゆく。
日本名婦伝:小野寺十内の妻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
大雅堂
(
たいがどう
)
の
柳下人物
(
りゅうかじんぶつ
)
の掛物を二両二分、
徂徠
(
そらい
)
の書、
東涯
(
とうがい
)
の書もあったが、誠に
値
(
ね
)
がない、見るに足らぬ。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
忍びやかに会した客は、十内夫婦の和歌の友
金勝千秋
(
かねかつちあき
)
、論語の師伊藤
仁斎
(
じんさい
)
と
東涯
(
とうがい
)
の父子、医師の寺井
玄渓
(
げんけい
)
など、ほんの八、九名であったが、手狭な一室はいっぱいになっていた。
日本名婦伝:小野寺十内の妻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
東
常用漢字
小2
部首:⽊
8画
涯
常用漢字
中学
部首:⽔
11画
“東涯”で始まる語句
東涯長胤