“杢阿弥説”の読み方と例文
読み方割合
もくあみせつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そんな風に、人の改良しようとしてゐる、あらゆる方面に向つて、自分はもと杢阿弥説もくあみせつを唱へた。そして保守党の仲間にひ込まれた。
妄想 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
帰つた当座一年か二年は Laboratoriumラボラトリウム に這人つてゐて、ごつごつと馬鹿正直に働いて、もと杢阿弥説もくあみせつに根拠を与へてゐた。
妄想 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)