材幹ざいかん)” の例文
事実、多少秀才の誉があったから、小室家の婿養子に望まれたのである。学校の落第必ずしも材幹ざいかんを否定しない。
秀才養子鑑 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
己は自分の能力や材幹ざいかんを、丁稚奉公に適当であると思った事は一遍もない。
小僧の夢 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)