“木蝋”の読み方と例文
読み方割合
もくろう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蓄音機屋では初めは木蝋もくろうで拭くが、自宅ではスリー・イン・ワンがやはりいいと思う。しかしこれは磨いた後で手の型がつくから、よくよく拭き込まねばならぬ。
結果は大変好かったが私は発表を憚っていた。いぼたというのは虫の巣であって特殊な木蝋もくろうから作ったものであるから、かえって湿気を招んでかびを生ずる原因になりはせぬかと実はおそれたからである。