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朝夕
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あさばん
ふりがな文庫
“
朝夕
(
あさばん
)” の例文
彼は
朝夕
(
あさばん
)
に
散策
(
さんぽ
)
もすれば、写生にも出てそのあたりの地理に
精
(
くわ
)
しかったので、牧場のあるのが
腑
(
ふ
)
におちなかった。
馬の顔
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
それは普通の民家でこしらえる
衣
(
きもの
)
ではなかった。昨日まで
朝夕
(
あさばん
)
の
生活
(
くらし
)
に困っていたものがそうした衣を着たので、たちまち周囲の疑惑を招いた。青年はたちまち
執
(
とら
)
えられた。
賈后と小吏
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
祝には一人の男の子があったが、
児
(
こども
)
の母親は
柏舟節
(
みさお
)
を守ることができないで、半年の後に児を置き去りにして他へ嫁入した。嫁に往かれた祝の母は孫の世話をしていたが苦しいので
朝夕
(
あさばん
)
に泣いていた。
水莽草
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
“朝夕”の意味
《名詞》
朝と夕方。
朝食と夕食。
一日中、終日。副詞的にも用いる。
《動詞》
朝食・夕食をとる。
常にともにいる。
(出典:Wiktionary)
朝
常用漢字
小2
部首:⽉
12画
夕
常用漢字
小1
部首:⼣
3画
“朝夕”で始まる語句
朝夕旦暮
朝夕昼夜