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月鼈
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げつべつ
ふりがな文庫
“
月鼈
(
げつべつ
)” の例文
これを宗鑑、守武らの自ら吟じ自ら聴き独り作り独り喜ぶに比すれば、形勢の変遷、時運の
泰否
(
たいひ
)
、
啻
(
ただ
)
に
月鼈
(
げつべつ
)
霄壌
(
しょうじょう
)
のみならず。
古池の句の弁
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
なお金銭におけるごとく、
+
(
プラス
)
−
(
マイナス
)
出入
(
でいり
)
の相違は天地
懸隔
(
けんかく
)
、
月鼈
(
げつべつ
)
雲泥
(
うんでい
)
、駿河台の老婦人もまたこの般の人なりき。
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
春の眺めは一目千両とは
小
(
ちひ
)
せえ/\! などゝ声を合せたがつたが、いつかの晩に耳にした太十等の歌声の素晴しさに比べると、
月鼈
(
げつべつ
)
の相違であることが益々明らかに想はれるだけだつた。
武者窓日記
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
月
常用漢字
小1
部首:⽉
4画
鼈
漢検1級
部首:⿌
25画
“月鼈”で始まる語句
月鼈雲泥