月代際さかやきぎわ)” の例文
と云いながら十三間の平骨の扇で続けうちにしても又市は手を放しませんから、月代際さかやきぎわの所を扇のかなめこわれる程強く突くと、額は破れて流れる血潮。
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
其の一番下の一合入の盃をとってポーンと投付けると文治郎も身をかわしてけたが、投げる者も大伴蟠龍軒、ねらたがわず文治郎の月代際さかやきぎわへ当ると
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)