“書越”の読み方と例文
読み方割合
かきこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたしの家から移植うつしうえた秋海棠の花西瓜の色に咲きたる由書越かきこされた手紙の文言を思出してはなお更我慢がならず耳門くぐりの戸に手をかけるとすらすらと明いたのみならず、内にはいればこれはいかに
雨瀟瀟 (新字新仮名) / 永井荷風(著)