“曇色”の読み方と例文
読み方割合
くもりいろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
曇色くもりいろの建物の中に寺の屋根が金に輝いて居るのが悲しい心持をおこさせる。十六日のになつた。翌てう待遠まちどほでならない。何時におこさうかとボオイが聞くので、六時に着くなら五時でいと云つた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)