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智恵袋
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ちえぶくろ
ふりがな文庫
“
智恵袋
(
ちえぶくろ
)” の例文
この氷上の怪人団の
智恵袋
(
ちえぶくろ
)
といわれている人物であって、やがてこの丁坊を、死よりも、もっとつらい仕事に使おうとしているとは、神ならぬ身の丁坊は知るよしもなかった。
大空魔艦
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
その実これは歴史から来る
迷信
(
めいしん
)
であり、過去の法制局長官に非常に
威勢
(
いせい
)
のよい政治家が多かったことと、昔の
官僚
(
かんりょう
)
政治の中で、法制局が内閣の
智恵袋
(
ちえぶくろ
)
の役割をつとめた事から来ている。
親は眺めて考えている
(新字新仮名)
/
金森徳次郎
(著)
ほう、これはひどい雨になったな。——で其の次兄というのが、
智恵袋
(
ちえぶくろ
)
を、いくたびもいくたびも
絞
(
しぼ
)
りかえしているうちに、とうとう彼は、その場に三尺も躍りあがるような、素晴らしい
復讐
(
ふくしゅう
)
を
恐しき通夜
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“智恵袋”の解説
『智恵袋』(ちえぶくろ)は、森鷗外の抄訳・翻案による箴言集。原著はドイツ語のもので、アドルフ・クニッゲ男爵の "Über den Umgang mit Menschen" (人と交わることについて)。1898年(明治31年)8月から10月にかけて「時事新報」において発表した。同じく森鷗外の箴言集である『心頭語』や『慧語』とともに、「森鷗外の『智恵袋』」として小堀桂一郎の現代語訳・解説により講談社学術文庫から刊行されている。
(出典:Wikipedia)
智
漢検準1級
部首:⽇
12画
恵
常用漢字
中学
部首:⼼
10画
袋
常用漢字
中学
部首:⾐
11画
“智恵”で始まる語句
智恵
智恵取
智恵者
智恵鑑
智恵嚢