“景廉”の読み方と例文
読み方割合
かげかど100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
頼朝のそばには、加藤次景廉かげかど、大見平太、佐々木高綱、堀藤次などのわずか五、六名の影が見えるに過ぎなかった。
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
土肥次郎実平どひのじろうさねひら工藤介茂光くどうのすけしげみつ、岡崎四郎義実、宇佐美三郎、天野遠景、加藤次景廉かげかどなどという人々や、日頃もよく見える面々が、一名ずつ頼朝のへやへ招かれて
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
などの兄弟や、同じように、配所に長年仕えてきた天野遠景、加藤次景廉かげかどなど、ほとんど洩れなく、新しい領地をうけ、或いは本領安堵、その他の恩賞にあずかった。
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)