“景事”の読み方と例文
読み方割合
ケイゴト100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
又道行きぶりの所作——王朝末から明らかに見えて、江戸まで続いた劇的舞踊の一要素たる海道下り・景事ケイゴトの類の古い型——にかゝりさうな箇所もある。
一曲の中に必一場は欠かれなかつた——時としては二場・三場すら含むものもあつた——道行き景事ケイゴトは、中期には芸術化して、此部分ばかりを小謡同様に語ると言ふ流行さへ起した。
叙景詩の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)