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時花
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はやり
ふりがな文庫
“
時花
(
はやり
)” の例文
もしお嬢さま、このごろ
時花
(
はやり
)
の都々逸には、〽苦労気がねを積み重ねたる二等煉瓦の楽住居——ということがございます。
円朝花火
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
奢
(
おご
)
りも増長して、下着に
郡内縞
(
ぐんないじま
)
、または
時花
(
はやり
)
小紋、上には
縮緬
(
ちりめん
)
の羽織をかさね、
袴
(
はかま
)
、帯、腰の物までそれに順じ
夜明け前:03 第二部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
国学者の自分が今
時花
(
はやり
)
の敵討物に乗り出して大当りを取りこの三馬をはじめ、いい気になっている巷間の戯作者どもをあっと言わせて狼狽させ、一泡吹せてやることを思うと、六樹園はその痛快さに
仇討たれ戯作
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
そもそも浮世節とは
市井巷間
(
しせいこうかん
)
の
時花
(
はやり
)
唄の中に長唄清元、常磐津、新内、時に説教節、源氏節までをアンコに採り入れ、しかもそれらがことごとく本筋に聴かし得て
随筆 寄席囃子
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
“時花”の意味
《名詞》
その季節の花。
(出典:Wiktionary)
時
常用漢字
小2
部首:⽇
10画
花
常用漢字
小1
部首:⾋
7画
“時花”で始まる語句
時花歌
時花唄
時花節