時憤じふん)” の例文
はなし好きで、文学のことになると、すぐ熱しるが、より以上、夢中になるのは、時憤じふんであった。時局や政治について、どこから聞くのか、なかなか事情通である。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)