“春菊（しゆんぎく）” の例文

あたたかき海辺の街は春菊（しゆんぎく）を既に売りありく霞は遠し

つゆじも (新字旧仮名) ／ 斎藤茂吉(著)

“春菊”の意味

《名詞》
春菊 (しゅんぎく)

キク目キク科シュンギク属に属する一年草、二年草の一種。学名:Glebionis coronaria。別名、菊菜。
(出典:Wiktionary)

“春菊（シュンギク）”の解説

シュンギク（春菊、学名: Glebionis coronaria）は、キク科シュンギク属に分類される植物。原産地は地中海沿岸。欧米では観賞用に栽培されるが、日本・韓国・中国など東アジア諸国では若い茎葉が食用にされる。
日本では、葉に切れ込みの少ない大葉（おおば）が四国・九州・山口県で、切れ込みのある中葉（ちゅうば）がそれ以東でそれぞれ栽培される。中葉はさらに、株立ち型と株張り型とに分かれる。香りと葉や花の形から、関西では菊菜（きくな）ともよばれ、品種により葉の形や茎の太さに違いがある。
和名は他のキクが秋に花を咲かせるのとは異なり、春に黄色い花が咲き、キクに似た香りがすることに由来する。日本には室町時代に渡来したとされ、地方により切れ込みが深い葉をした中葉、切れ込みが浅い大葉がみられる。
(出典:Wikipedia)

春	常用漢字 小２ 部首:⽇ 9画
菊	常用漢字 中学 部首:⾋ 11画