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映画
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フイルム
ふりがな文庫
“
映画
(
フイルム
)” の例文
旧字:
映畫
苦しい、苦しい、
奈何
(
どう
)
かしてくれ、真赤な地獄絵の
映画
(
フイルム
)
がキラキラキラキラ俺の後脳に烙きつく。ふさぎの虫がしくしく募る。
桐の花
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
何だか周囲が、ボンヤリと明るくなつたかと思ふと、少年時代からの色々な出来事が、
映画
(
フイルム
)
のやうに彼の頭の中を通過した。夫が終ると段々周囲が闇くなつた。
海の中にて
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
頭
(
あたま
)
の
映画
(
フイルム
)
がキラキラキラキラひつくりかへる、
蜩
(
かな/\
)
が鳴く、お百度参りが泣く、三味線が囃し立てる。
桐の花
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
昼の三味線、赤い鶏頭、それが真赤に陰気にこんがらがると、今度はまたお隣のお岩稲荷から恐ろしいお百度参りの祈願と呪咀との咽び泣きが
絶間
(
しつきり
)
もなく俺の後脳に鋭い
映画
(
フイルム
)
の閃光を刺し通す。
桐の花
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
蒸気
噴
(
ふ
)
きつけ、
驀進
(
まつしぐら
)
、パテー会社の
映画
(
フイルム
)
の中の
東京景物詩及其他
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
▼ もっと見る
映画
(
フイルム
)
の中に一本の
棗
(
なつめ
)
の樹あり。
緑の種子
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
映画
(
フイルム
)
の中に一本の棗の樹あり
緑の種子
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
“映画”の解説
映画(えいが、en: motion picture あるいは movie あるいは film、fr: cinéma、zh: 電影)とは、長いフィルムに高速度で連続撮影した静止画像(写真)を映写機で映写幕(スクリーン)に連続投影することで、形や動きを再現するもの。活動写真、キネマ、シネマとも。
なお、本来の語義からははずれるものの、フィルムではなくビデオテープなどに磁気記録撮影されたものや映画館で上映される動画作品全般についても、慣例的に「映画」と呼ばれている。
(出典:Wikipedia)
映
常用漢字
小6
部首:⽇
9画
画
常用漢字
小2
部首:⽥
8画
“映画”で始まる語句
映画館
映画眼
映画街
映画台本
映画女優
映画見物