早稲田文学わせだぶんがく)” の例文
それからこれは何時いつかの『早稲田文学わせだぶんがく』へ載せた雑感の中にもちょっと書いた事であるが
私の貞操観 (新字新仮名) / 与謝野晶子(著)
なんでもそのころ早稲田文学わせだぶんがくの新年号に、安成貞雄やすなりさだお君が書いた紹介があったものだから、それを読むとすぐに丸善へ行って買って来たという記憶がある。この本は大いに感服した。
仏蘭西文学と僕 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
己は或るばん、銀座の夜店の古本屋をあさって、シェエクスピアのオセロとハムレットの原書げんしょと文学藝術に関係のある日本文の古雑誌———早稲田文学わせだぶんがくだの文章世界ぶんしょうせかいだのと云うものを五六冊買って来た。
小僧の夢 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)