日次ひなみ)” の例文
これなども多分双方の信仰が似ていたために、かえって二心を憎まれることになったものであろうと思います。(都名所図会拾遺。日次ひなみ記事)
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
当年は雪おそく冬至に成候ても駅中えきちゆうの雪一尺にたらず、此日次ひなみにては今年は小雪ならんと諸人一統悦び居候所に廿四日(十一月なり)黄昏たそがれよりふりいだし
当年は雪おそく冬至に成候ても駅中えきちゆうの雪一尺にたらず、此日次ひなみにては今年は小雪ならんと諸人一統悦び居候所に廿四日(十一月なり)黄昏たそがれよりふりいだし
日次ひなみ記事に依れば、東寺とうじなどで花摘といったのはこの日花御堂を結構して、小釈迦こしゃかの銅像を安置することで、この日また比叡山戒壇堂かいだんどう仏生会ぶっしょうえに、女人等の常は登拝を許されざる者も参詣し
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)