トップ
>
日傭取
>
ひようと
ふりがな文庫
“
日傭取
(
ひようと
)” の例文
ほとんど
日傭取
(
ひようと
)
り同様の臨時雇いになり、市中の電気器具店廻りをしていたが、ふと蒔田が同郷の中学の先輩で、その上世話好きの男なのに
絆
(
ほだ
)
され
老妓抄
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
いかにもいかにも、あれだけの人物を、単にただ
日傭取
(
ひようと
)
りのお雇い壮士のようにこき卸すのは、近藤に対する侮辱のみではない、天下の豪傑に対する
冒涜
(
ぼうとく
)
だ。
大菩薩峠:37 恐山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
五郎吉という
日傭取
(
ひようと
)
りがいて、みんな躯が弱いから、そこへも寄って診てやるがいい、と付け加えた。
赤ひげ診療譚:06 鶯ばか
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
そこには郵便局の小使や走り使いに人に頼まれる
日傭取
(
ひようと
)
りなどが住んでいた。山形あたりに生まれてそこここと流れ渡ってきても故郷の言葉が失せないという元気なお婆さんもあった。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
日
常用漢字
小1
部首:⽇
4画
傭
漢検準1級
部首:⼈
13画
取
常用漢字
小3
部首:⼜
8画
“日傭取”で始まる語句
日傭取稼