施物せもの)” の例文
それはく人の行くてへの祈りと、つい先ごろの施物せものの恩謝とを語っていた。秀吉は、馬をとめた。うしろを振り向き、何ごとかをいいつけようとしたらしかった。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)