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方違
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かたたが
ふりがな文庫
“
方違
(
かたたが
)” の例文
かかる
方違
(
かたたが
)
い、
方塞
(
かたふた
)
がりを忌み嫌うことは、元来シナより伝わりたるに相違なきも、わが国にてもずいぶん古代より行われたるように見ゆ。
迷信解
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
「女の家へ
方違
(
かたたが
)
えにおいでになった場合とは違いますよ。早くお帰りになる必要は少しもないじゃありませんか」
源氏物語:02 帚木
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
それでたびたび
方違
(
かたたが
)
えにこの家を選んだのはあなたに接近したいためだったと告げた。
源氏物語:03 空蝉
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
“方違(方違え)”の解説
方違え(かたたがえ、かたちがえ)とは、陰陽道に基づいて平安時代以降に行われていた風習のひとつ。方忌み(かたいみ)とも言う。
外出や造作、宮中の政、戦の開始などの際、その方角の吉凶を占い、その方角が悪いといったん別の方向に出かけ、目的地の方角が悪い方角にならないようにした。
(出典:Wikipedia)
方
常用漢字
小2
部首:⽅
4画
違
常用漢字
中学
部首:⾡
13画
“方”で始まる語句
方
方々
方法
方向
方角
方丈
方面
方便
方寸
方嚮