“新湊稲荷”の読み方と例文
読み方割合
しんみなといなり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
最初の犠牲者は本所猿江ほんじょさるえの金持の隠居で、新湊稲荷しんみなといなりのまえにうつぶせに倒れていた。門跡様もんせきさまからの帰りであった。二十両余りの金を懐中にしていたが、それもそのまま残っていた。
顎十郎捕物帳:04 鎌いたち (新字新仮名) / 久生十蘭(著)