新板しんぱん)” の例文
服装は上をつめて下を孔雀くじゃくのようにひろげた、このごろ新板しんぱんの錦絵に見るそのままのいでたちで、澄まし返って「殿様、お待たせ申しました」がよく出来た! こいつが! と主膳は躍起となったが
大菩薩峠:36 新月の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)