新学期しんがっき)” の例文
いつものように、おかあさんは、洋服屋ようふくやへこられて、こんどは、せい一が、新学期しんがっきからるためのあたらしいふくを、おたのみなさったのでした。
窓の内と外 (新字新仮名) / 小川未明(著)
新学期しんがっきからずうっと使つかっていた鉛筆です。おじいさんと一緒いっしょに町へ行って習字しゅうじ手本や読方の本と一緒に買って来た鉛筆でした。いくらみじかくなったってまだまだ使つかえたのです。
みじかい木ぺん (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)