“文初”の読み方と例文
読み方割合
ふみはじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「お使いじゃ。嫁御から聟どのへ、お式日の文初ふみはじめのお使いじゃ」
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「嫁御様からの、文初ふみはじめでござります。お武家のことゆえ、古いお式も、堅く遊ばすものとみえます。聟君からも、何ぞ一筆、書いてお返しなさるのが、お作法でござりますゆえ、一筆、おしたためなされませ」
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)