数尠かずすく)” の例文
純潔とお人好しとをうまく釣り上げられたのである。戦争が終ると急に自分がいやになり、「暗愚小伝」を書いて反省した。これがかれの数尠かずすくない生涯のツマズキだったのだ。
我が愛する詩人の伝記 (新字新仮名) / 室生犀星(著)