“数尠”の読み方と例文
読み方割合
かずすく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
純潔とお人好しとをうまく釣り上げられたのである。戦争が終ると急に自分がいやになり、「暗愚小伝」を書いて反省した。これがかれの数尠かずすくない生涯のツマズキだったのだ。
我が愛する詩人の伝記 (新字新仮名) / 室生犀星(著)