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教坊
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けうばう
ふりがな文庫
“
教坊
(
けうばう
)” の例文
教坊
(
けうばう
)
十万の
妓
(
ぎ
)
は多しと
雖
(
いへど
)
も、真に娼婦型の女人を求むれば、恐らくは甚だ多からざる
可
(
べ
)
し。天下も
亦
(
また
)
教坊と等しきのみ。
娼婦美と冒険
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
それがひねつこびた
教坊
(
けうばう
)
の子供らしくなくつて、
如何
(
いか
)
にも自然な
好
(
い
)
い心もちがした。自分は
酔
(
よ
)
つてゐて、妙に嬉しかつたから、踊がすむと、その舞妓に
羊羹
(
やうかん
)
だの椿餅だのをとつてやつた。
京都日記
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“教坊”の解説
教坊(きょうぼう)とは、唐以降の中国王朝における宮廷に仕える楽人や妓女たちに宮廷音楽を教習させるための機関をさす。楽曲や歌舞の習得を主な目的とするが、官妓にあたる妓女を統括する役割もあった。その後の王朝に引き継がれ、清代まで続いたが、雍正帝の時に廃止された。
(出典:Wikipedia)
教
常用漢字
小2
部首:⽁
11画
坊
常用漢字
中学
部首:⼟
7画
“教坊”で始まる語句
教坊府
教坊記