攻勢こうせい)” の例文
こうした場合ばあい、もしすこしでもひるむことがあればてきはあなどって逆襲ぎゃくしゅうするのがきまりだから、ますます攻勢こうせいなければならない。
しらかばの木 (新字新仮名) / 小川未明(著)
それは退軍の合図あいずであったと見えて、いままで攻勢こうせいをとっていた野武士のぶしたちは、一どにどッとうしおのごとく引きあげてきたようす。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)