トップ
>
支那蕎麦
>
しなそば
ふりがな文庫
“
支那蕎麦
(
しなそば
)” の例文
それをそっと小わきにかかえ、ちかくの
支那蕎麦
(
しなそば
)
の屋台へ、寒そうに肩をすぼめながらはいって行った。
葉
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
悩ましい夢心地で聞いた物音は
支那蕎麦
(
しなそば
)
を売りに来たのだと気が着いて見ると、夜の更けたことが知れた。二人の子供等は人形を並べたやうに正体もなくなつて居る。
出発
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
「君さん。何かたべるか。もう
支那蕎麦
(
しなそば
)
ぐらいしか出来ないとさ。」
つゆのあとさき
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
つくねんと立ちながら、ポソポソ話し合っていると、
春寒
(
はるさむ
)
の夜はヒッソリ更けて、犬の
遠吠
(
とおぼえ
)
、
按摩
(
あんま
)
の笛、
夜鳴
(
よな
)
きうどんに
支那蕎麦
(
しなそば
)
のチャルメラ……ナニ、そんなのアないが、とにかく、深更である。
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
支
常用漢字
小5
部首:⽀
4画
那
常用漢字
中学
部首:⾢
7画
蕎
漢検準1級
部首:⾋
15画
麦
常用漢字
小2
部首:⿆
7画
“支那蕎麦”で始まる語句
支那蕎麦屋