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擱
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かく
ふりがな文庫
“
擱
(
かく
)” の例文
あくる朝
連立
(
つれだつ
)
て蒼海を其居村に訪ひ、
三個
(
みたり
)
再び
百草園
(
もぐさゑん
)
に遊びたることあれど、記行文書きて己れの遊興を得意顔に書き立つること平生好まぬところなれば、こゝにて筆を
擱
(
かく
)
しぬ。
三日幻境
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
他日の議論に讓て暫く筆を
擱
(
かく
)
し、爰に我輩が端を改めて專ら陳述せんと欲するものは、舊來我國に固有する文明の事物を保存せんとするの一事にして、又重ねて帝室に依頼せざるを得ざるなり。
帝室論
(旧字旧仮名)
/
福沢諭吉
(著)
擱
漢検1級
部首:⼿
17画
“擱”を含む語句
擱筆
擱坐
捨閉擱抛
擱砂