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擎
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さゝ
ふりがな文庫
“
擎
(
さゝ
)” の例文
次に
前夕
(
さいつゆふべ
)
の目撃せしところに就きて颶風を敍し、岸に臨みて
翹望
(
げうばう
)
せる婦幼に及び、十字架を落す兒童とこれを拾ひて高く
擎
(
さゝ
)
ぐる漁翁とに及べり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
擎
(
さゝ
)
ぐる
珠
(
たま
)
は
陰光
(
かげひかり
)
孔雀船
(旧字旧仮名)
/
伊良子清白
(著)
その時老漁は十字架を地より拾ひて、救世主の足に接吻し、更に高くこれを
擎
(
さゝ
)
げて口に
聖母
(
マドンナ
)
の御名を唱へき。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
擎
部首:⼿
16画
“擎”を含む語句
擎天
擎天柱
擎掛