擁遏ようかつ)” の例文
然らば諸王もまた発駕奔喪はつがほんそうの際に於て、半途にして擁遏ようかつせらるゝの不快事に会う無く、各〻おのおのその封に於て哭臨こくりんして、他を責むるが如きこと無かるべきのみ。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)