揚花火あげはなび)” の例文
今夜、揚花火あげはなびの結びとして、二尺玉が上るということになって居て、町の若者達もその直径二尺の揚花火の玉については、よほど前から興奮して話し合っていたのです。
老ハイデルベルヒ (新字新仮名) / 太宰治(著)