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掏摸
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ス
ふりがな文庫
“
掏摸
(
ス
)” の例文
掏摸
(
ス
)
る者は
尚
(
なお
)
一さうの修錬を要し、敏活機敏、心の構へ、狙ひ、早業、鋭利なる刃物の如く磨かれた人物が完成する、県民皆々油断なく、油断のならぬ人物となり
総理大臣が貰つた手紙の話
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
技術は名人の
誉
(
ほまれ
)
高く、如何なる名手といへどもこの人を
掏摸
(
ス
)
るあたはず、如何ほど要心を怠らなくともこの人にかかつては
掏摸
(
スラ
)
れてしまふといふ老練の巧者を据えるのが宜しからう。
総理大臣が貰つた手紙の話
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
公園のベンチにもたれ読書に耽る人のそばへ
狎
(
な
)
れ狎れしく近寄つて、ちよつと火を貸して下さいませんかなどと言ふ失礼な者は全くゐなくなるのである。必要ならば
掏摸
(
ス
)
るべきである。
総理大臣が貰つた手紙の話
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
“掏摸”の意味
《名詞》
掏摸(とうぼ、熟字訓:すり)
すりの漢語表現、または、「すり」の音に当てる漢熟語。
(出典:Wiktionary)
“掏摸(スリ)”の解説
スリ(en: pickpocketing、pickpocket)とは、他人の懐などから金品などを気づかれないようにかすめとる行為、またそれを行う者のこと。
行為には「掏摸」、行う者には「掏児」の字を当て、読みはどちらも「スリ」。別称として「巾着切り」(きんちゃっきり)、また京阪神地方では「チボ」などがある。
(出典:Wikipedia)
掏
漢検1級
部首:⼿
11画
摸
漢検準1級
部首:⼿
13画
“掏”で始まる語句
掏
掏賊
掏児
掏代
掏兒
掏取
掏損
掏替
掏模