“据頸”の読み方と例文
読み方割合
すえくび100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其犬がぶらりと遊びに来た。而して主人しゅじんに愛想をするかの様にずうと白の傍に寄った。あまりに近く寄られては白は眼を円くし、据頸すえくびで、はなはだ固くなって居た。牝犬はやがて往きかけた。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)