トップ
>
挙措
>
きよそ
ふりがな文庫
“
挙措
(
きよそ
)” の例文
旧字:
擧措
言語
(
げんぎよ
)
には尋常女子の敢て口にせざる
詞
(
ことば
)
があり、
挙措
(
きよそ
)
には尋常女子の敢て作さざる振舞があつた。たかは
毎
(
つね
)
に磯野勝五郎、小野
富穀
(
ふこく
)
の
輩
(
ともがら
)
と酒を飲んで快談した。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
それは、この婦人の態度なり、
挙措
(
きよそ
)
なりが、少しも自分の息子の死を、語つてゐるらしくないと云ふ事である。眼には、涙もたまつてゐない。声も、平生の通りである。
手巾
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“挙措”の意味
《名詞》
挙げることと置くこと。
職務の任免。
立ち居振舞い。挙動。
(出典:Wiktionary)
挙
常用漢字
小4
部首:⼿
10画
措
常用漢字
中学
部首:⼿
11画
“挙措”で始まる語句
挙措振舞