“押取刀”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おっとりがたな83.3%
おつとりがたな16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それを聞くと、西岡は押取刀おっとりがたなで表へ飛び出した。今夜は薄く曇っていたが、低い空には星のひかりがまばらにみえた。
離魂病 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
小林文吾も仰天ぎょうてんしないわけにはゆきません。押取刀おっとりがたなでその場へ駈けつけて見ると、岡村は左の肩から右のあばらを斜めに断たれて、二つになって無残の最期さいご
(三左衞門は押取刀おつとりがたなにて起たんとするを、お縫は止める。)
箕輪の心中 (旧字旧仮名) / 岡本綺堂(著)